入口で靴を脱ぐのはなぜ?

最近では、おうち時間だけでなく、旅行に行って息抜きをしたいと
考えていらっしゃる方も増えてきているのではないでしょうか。

みなさまは新しいことを見つけながらおうち時間を満喫派ですか?
それとも外に出て近場だと公園や少し足を延ばして旅館で温泉に入り
ご当地の名産品や郷土料理、ホテルできれいな夜景やオーシャンビュー、
ビュッフェなどを堪能派ですか?

私は温泉も好きですしおうち時間も好きです。
そして趣味でもある山へ行きスキーを楽しむのも私の充実した時間としております。

ところでですが、ホテルと旅館の違いってみなさまご存じでしたか?
和風と洋風でしょうか...
畳と絨毯なのでしょうか...
布団とベッド、大浴場とユニットバスなど挙げればきりがないほどの数になります。

私が考えてみたところではありますが『靴を脱ぐか脱がないか』
これではないかなと考えました。
靴を脱ぐ日本人と靴を脱がない欧米人。
これは玄関の設計を考えるうえで決定的なお互いの相違をあらわにします。

家で靴を脱ぐ習慣のある日本でのおうちづくりの際の玄関の設計とは、
家を考えるご家族が『どのように靴を脱ぐのか、脱いだ靴をどこにしまうのか』など、
課題が思っている以上にあると感じます。

靴を脱ぐということは『気心を許しあえること』と考えます。
例えばですが、ホテルで行うパーティーと旅館で行う大宴会とでは、
靴を脱いでいる旅館の方が一歩踏み込んだ間柄になれると感じませんか?
玄関とは、一緒に住まうご家族やお招き入れる方々を親密にすることのできる
空間なのかもしれませんね。

玄関を設計させて頂く際は、私の中での靴を脱ぐということの意味を理解したうえで、
それをどのようなカタチに落ち着かせるのかをご家族の想いを含めて設計しております。

良いことがあって帰ってくる日もあります。
悲しいことがあったとき、嫌なことがあって帰ってくる日もあります。
どんな時でも必ず迎えてくれるのがご自宅の玄関です。

ドアの向きや種類、たたきのカタチ、靴を収める位置やサイズなど、
ひとつひとつにこだわってみるのもみなさまにとっての新たなライフスタイルが
つくれるかもしれないですね。

お悩みやご相談がありましたら、いつでもお声がけください。
みなさまにとっての安心と笑顔へとつながる
家づくりのお手伝いをすることが出来たらと考えております。
弊社では家づくりに関するセミナーも開催しておりますので、是非ご利用ください。

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