暮らしやすい間取りについて ~後編~
師走を迎え、今年もあとわずかとなりました。
鳥海山や近くの山々は麓まで雪で覆われて、ますます寒さが厳しくなってきましたね。
皆さま、体調に気をつけてお過ごし下さい。
こんにちは、佐藤です。
今回も前回に引き続き、暮らしやすい間取りについてお話ししようと思います。
『暮らしやすい間取りについて~後編~』では、「生活動線」「その他家電・家具や外構」についてお話しいたします。
<生活動線>
暮らしやすい住まいを作るため、初めに情報を整理してみましょう。
家族一人ひとりの通常の一日の動きや流れを想定し、使う部屋とその部屋の中にいる時間を書き出してみるのです。
さらに、将来のことも考慮すると、より長い期間住みやすい暮らしを実現することができます。
例えば、子どもの成長、きょうだいが増える、巣立つ子ども、両親の介護などと家族構成の変化まで考えておくことが必要となります。
<その他家電・家具や外構>
間取りを考える際、使用する予定の家電・家具の寸法や配置も考えておきましょう。
そうすることで、コンセントや照明の位置を検討しやすくなります。
また、お庭や玄関アプローチも、最初から考えておくことが大切ですね。
今は車を持っていなくても、将来的に車を持つ予定があるか、何台持つのか、それによって駐車場の位置を考えておく必要があります。
このように、間取りを作る際は、今の暮らしから考えること、また将来的に必要になってくるものを考えることが大切です。
私たちがお客さまと一緒に間取りをプランニングしていく際は、そういった今の暮らしの様子、将来的な予定をお伺いし、住み始めてからずっと快適に住み続けられる間取りを作れるようにしています。
以上、間取りを考える上での参考になればと思います。