龍王尊・善宝寺

今回のご紹介は、鶴岡市の【龍王尊・善宝寺】です。
このお寺は、龍神の寺として知られておりまして、海の守護神として全国から多くの参拝者が訪れているそうです。

善宝寺の敷地は21ヘクタール、65,000坪のも及び、1通り参拝すると3時間はかかると思います。社寺仏閣を見て廻るのが好きな人は1日かけても面白いかと思います。

龍王尊善宝寺の入り口になります。
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道路を挟んで筋向い、もしくは鶴岡市内からですと手前に駐車場があります。個人的には筋向かいの駐車場の方が舗装されていますのでそちらの方をお勧めします。

敷地内の入るとまず見えてくるのが【総門】になります。
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総ケヤキ造りの総門には十二支が細やかに彫刻されていますが、酉(とり)は戦時中に盗まれているため1支欠けています。また、辰(たつ)は龍の姿で彫刻をされていないのでよく探してみてください。この彫刻は1856年に再建された際に剣持藤吉が30歳のころ、気迫を込めて彫ったものと言われているそうです。

総門をくぐりますと正面に見えるのが【山門】です。
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この山門も総ケヤキ造りになっており、屋根は銅板葺きの楼門になります。
構造は複雑で1862年に再建が始まり1867年5月に5年以上の年月をかけて上棟式を迎えたという記録が残っているそうです。門内には右に【毘沙門天】、左に【韋駄天】が祀られており門を護っておりますが、お寺さんでは珍しいそうです。

総門をくぐって左手には【五重塔】が存在感を醸し出しています。
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1893年に建立された五重塔は高さ38メートルあるそうです。
大日如来を表す心柱は塔中央に上から分胴のように吊るされ振り子のようになっており、免震装置の役割を果たしています。明治27年マグニチュード7.0直下型地震の酒田地震の時も、3.11東北大震災にもひび割れが一つもなかったそうです。
また、この五重塔は最上階の屋根が扇垂木になっているところも見どころです。
(画像をアップにして見てください。)

山門を抜けると石段が見えます。
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この石段を登りきると【本堂】です。
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本堂の奥が【龍王殿】となりますが、太清椿大和尚が1443年に開山した際に守護神の龍神様を祀るために創立したと言われており、1833年に再建された権現造りの荘厳な伽藍になります。
この龍王殿は竜宮城を模して造られているそうで、彫刻には滝登りをして龍に変化しようとしている鯉や、波しぶきが彫刻されており龍と海との繋がりを表しているそうです。
2016年には黄金の扉が御開帳されて、史上初めて龍神様の御尊体が一般公開されて日本全国から多くの方々が参拝に訪れて手を合わせたそうです。
龍王尊善宝寺様では多くの人を受け入れてりまして、僕自身も座禅を組ませてもらいに時折伺わせて頂いております。
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龍王尊善宝寺といえば、平成2年に1大ブームをつくった人面魚が有名なのですが、今もいるのでしょうか。
【龍神堂(奥の院)】にも足を延ばしてみました。
本堂から歩くこと15分、龍神堂手前にあるのが【貝喰の池】になります。
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池の淵を歩きながら探しました。鯉も多いのですが、亀も多かったですね。亀が優雅に泳いでいる姿を初めて見たような気がします
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探すこと10分、人面魚らしき鯉が!
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分かりにくいかもしれませんが、画像中央付近の金色の鯉です。僕には人面魚に見えるのですがいかがでしょうか。
貝喰の池は龍神伝説が多く残るパワースポットでもありますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

日本全国から多くの参拝者が訪れる【龍王尊・中尊寺】にはまだまだ魅力がたくさんございます。皆様自身でその魅力に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

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